第3回 このまま我慢しちゃダメ⁉・・・というあの声は?
五十鈴接骨院のHPをご覧くださりありがとうございます。
前回のブログでは痛みを慢性にさせてしまう「考え方や行動のクセ」を探るために、
腰の症状を言葉にしてみてください、ということを書きました。
今回はからだの奥から聞こえくる声について書いてみようと思います。
・・・オカルト話ではないですよ。
私たちはからだについての悩みがない時は、動きたい気持ちに正直になって体を使います。
もしかしたらからだのことなんて考えていないかのように振舞うことができます。
歩きたいから歩く。下のものを取りたいから中腰になる。
どうやって動かしたらいいのか、なんて考えないですよね。
中腰になった時、ふと感じる腰の違和感⁉ 階段を上る時の腰や足の重さ⁉ このまま我慢しちゃダメ⁉ 今日は何となく起きたくないなァ⁉ なんか今日は疲れる・・・・
こんな体からの声を聴いたことはありませんか?
でもこの声を聞こえたとしても「だから何? こんなことで休めるわけないんじゃないの・・」となってしまうでしょう。
でもこの声が重要なんです。この声があなたの腰痛や肩こりのはじめの一歩なのです。
この声を聞こえた時に自分自身がどのような反応や行動を取るかが慢性の痛みになるかどうかに繋がります。
からだの声を聴くコツについて、ここからは「書くことでからだの声に耳を澄ます。」からの抜粋をお読みください。
体の声を聴く「コツ」とは?
「体の声を聴くこと」
そのコツは、決して頭で考えてわかるものではありません。
感じることです。
なぜかというと、私たちは危険や不快な
感じ、恐怖を感じると脳のある部分で反応し、その反応が体に表われます。その反応が筋肉を緊張させ、コリとなるのです。
仕事で大事なプレゼンテーションを無事に終わらせた後に、気がつくと首肩のコリで首が回らなくなっていた経験はありませんか?
緊張した筋肉は本来の伸び縮みができなくなり、血液を流すポンプ機能が低下し、その結果、身体が冷え、病気を発生しやすくなります。
まだ、痛みになっていないけれど、このままだと痛みとして出てしまうであろうこのときの体の異変に気づき、手当をすることができるのは自分だけです。
そう、あなただけが感じることができるのです。
素直にその変化を受け取ることです。
もし、その変化に気づかないふりをしているとしたら、もしかして、「自分なんてどうでもいいや」なんて思ってませんか?
「どうせ、自分なんて価値のない人間だ」と思ってませんか?
自分のことを嫌っていませんか?
体はウソをつきません。
体は正直です。
とくに背中はウソをつけません。背中には「何を考え」「何をしてきたか」とういうことがすべて表現されています。
たぶん、ほとんどの方は気づいていないでしょう。
しかし、このことは施術の際につくづく感じることで、ご本人に伝えるとみなさん納得されます。