日常を少しずつ取り戻しつつありますが、皆様、どのようにお過ごしでしょうか。
最近よく思うのですが、施術の際に患者様の訴える症状に「なんとなく調子が悪い」「痛い訳ではないが、身体が動かしにくい・・」が多いように感じます。それが長期間になっていると。同時になんとなく気持ちが晴れないという声が聞こえてきます。
コロナ禍で、見えない不安が身体的・メンタル面に影響を及ぼしていることを患者様の体の反応で実感しています。健康はカラダとココロが両方良い状態にあることで成り立つものであると思います。
そこで皆様に院長大津加が今年3月に出版しました「書くことでからだの声に耳を澄ます。 腰痛の悩みが消えるライティングセラピー」からライティングセラピーをご紹介したいと思います。
ライティングセラピーってなに?と思われるかもしれません。どんな治療なの?
これから「書くことでからだの声に耳を澄ます。」から要約したものをお届けします。
第1回は 腰痛はからだのからのメッセージ⁈
本書からの抜粋
腰痛は、男女比もほぼ同じとのことですが、私が診ているケースでは女性のほうが多いと思います。しかも40~50代に多いようです。
腰痛の80%は原因不明で、ヘルニアが原因の腰痛は、全体の3%に過ぎません。
つまり、原因がわからないままで、多くの患者様は、症状を抑えるだけの鎮痛剤や湿布や電気療法を受けている状態です。
そのため、患者さんは、整形外科の掛け持ちや、治療院の評判を聞いては行ってみるということを繰り返し、適切な診断や施術を受けられないという「治療院ジプシー」となってしまっているのです。
そんななか、2016年頃から慢性腰痛の原因は、実は「脳」だと言われるようになりました。
つまり、「心因性腰痛」として、体と心両面からの治療が必要であると、言われるようになったのです。
これは、医学や最新の脳科学によって証明されている事実です。
本書では、こうした事実に基づき、3つのステップで自分の腰痛を正しく理解する方法をお伝えします。
そして、あなたに腰痛と内臓や心の関係を知っていただき、腰痛を自分で治す方法をお伝えします。
どうか、本書で、腰痛に対する、あなたの思い込みや信じ込みを洗い出してください!
そして、腰痛を通して、体があなたに伝えようとているメッセージに気づいてください!