筋肉の仕業ってスゴすぎ!】
ココロとからだの声聴き取り専門家の大津加佐千子です。
寒さは痛みの直接な原因ではない!ということをお伝えしました。
今回は「体が冷えること」と「痛み」の関連についてをお送りします。
体の冷えを感じる人は体温も低いです。
健康な場合、平熱は36.5~37.0度と言われてますが、
体が冷え続けて冷え性になっている方だと体温は36℃
未満という人も少なくないようです。
さて、体温って何でできていると思いますか。
それは・・筋肉で全体の6割ぐらい、その他の筋肉で1割ぐらい、
そして肝臓が2割強で作られます。
つまり、筋肉の伸び縮みで熱が作られるということは、逆に言えば、
こわばってしまうと作られないということになりますね。
筋肉が硬くなったり、痛みのために動かせなくなると
体温が低くなってしまうということです。
“体が冷えること”と“痛み”との関連はここにあります。
そして寒さを感じたり、体を冷やしたりするきっかけで
痛みを感じるようになります。
痛みを軽減させるには、やはり温めることは王道です。
当院でいつも皆様にお伝えしている温め場所は
『背骨』です! カイロを背骨をまたいで横向きに貼ってください。
そして 体が冷えていることを感じ取ることはココロと体からの声を聴き取ることにもなります。
体が冷えているだろか、どこが寒さを感じ取っているのか・・・・
自分のからだに意識を向けてみてください。